いわて県南エリア伝統工芸協議会 ロゴ完成!! |
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2017.02.09 Thursday
2016.02.23 Tuesday
皆さんこんにちは。
平泉町は雪も無くなり、春に向かっています。 今日は第2回伝統工芸未来塾の告知です。
講師の我戸正幸氏は、販売店や問屋と職人の関係が主だった伝統工芸業界に、デザイナーを入れたものづくりを提案。 職人とデザイナーをつなぐプロデューサーとして、デザイン性の高い、オリジナル自社商品をつくり、国内や海外のデザイン賞を数々受賞。 その商品は国内のみならず、海外へ流通される、今工芸業界注目の若手経営者です。 (株)我戸幹男商店 代表取締役 我戸正幸氏 今回は実績十分の経営者の生の声が聞けます。 ![]() 第2回伝統工芸未来塾の申込みは、平泉・翁知屋まで。 <下記の申込用紙が置かれている場所>
2015.10.11 Sunday
![]() それでは遠慮なくご参加いただければと思います。 きっといいアドバイスを頂ける講演になると思います。 それではまたまた。
2011.03.26 Saturday
皆さんこんにちは。
昨日夕方4時から津波の被災地である陸前高田市に、15トントラックいっぱいに全国の商工会から集まった救援物資の荷下ろしのお手伝いのため、平泉商工会青年部で行ってきました。 被害状況はテレビで見るより悲惨な状況で、とても現実で起こったことだとは信じられない様子でした。 陸前高田市には仮設住宅が建てられていました。 まだ多くの人たちが避難所生活で助け合いながら生活していました。 水・米・灯油などを中心に届けられた救援物資。 全国のあたたかい支援に感動でした。 ![]() ![]() 今回の地震で世界遺産を目指していた平泉町では観光業を中心に、先行きの目途が立たず不安な毎日でした。 でも再建すら考えられない現地の状況を見て、落ち込んでいる暇があるなら、自分のできることは家業や仕事を精一杯頑張って、日本経済をまわす歯車にまずはなることだと感じました。 そうすることで、災害募金や救援物資の継続的な支援ができたり、新しい雇用をうみだせたり、良い方向の循環がうまれるのではないかと思います。 ヤマト便が復活してきました。 岩手県・宮城県・福島県などの一部地域を除いて、各家庭に配達できるようになったとのことを先ほど営業所に確認しました。 代金引換も可能になったとのことです。 私一人でできることは限られますが、みんなで一緒に活発な経済活動をして、被災地のみなさんを支え、この困難な状況をのりきりましょう。 それではまたまた。
2011.03.21 Monday
皆さんこんにちは。
岩手県の近況ですが、県内版ニュースによると沿岸の被災地には少しずつ物資がはいるようになり、仮設住宅の準備、簡易お風呂などが設置されたようです。東北本線も盛岡〜一関で運転再開になりました。 ガソリンや灯油ももう少しで回復してくるかと思います。 沿岸以外の地域はほぼ大丈夫ですので、心配ないかと思います。 足りない物資は、歯ブラシや下着、女性生理用品、反射式ストーブ、薬、等みたいです。 近日中に平泉商工会を通じて陸前高田商工会に物資を届ける予定ですが、前もってそのような物の指定があるようですので、もし善意で送っていただけるのであれば、沿岸でない地域の近くの商工会や役場に、どのようなものが必要なのか確認してから送っていただけると助かるかと思います。 これは被害を受けているすべての県に共通な事情かと思います。 福島県も大変な状況になってしまいましたね。あまりにも悲惨な状況で作業にあたっている方に感謝しない日はないですね。 西日本の方々にはぜひ今以上に活発に経済を牽引していただければと思います。 雇用調整助成金の内容がきましたが、雇用をできるだけ維持してほしいということで、企業側もしたいところですが、なかなか現実は難しいですね。 東北は工場、農業、漁業、観光で成り立っていたので、すべてが壊れてしまい問題が出ていますから。 だんだんと日常生活が戻ってきたら、今度は経済活動をしないと食べていけない現実が押し寄せますから、ぜひ西日本の方々に引っぱっていってもらって新たな雇用や価値をうみだしてもらえるといいのですが。 もちろん我慢強い東北人気質が必ずこの現状をのりこえるはずです。 悲しい現実にあいながらも気丈にふるまって助け合っている多くの方々がいるので、なんとか一緒に乗り越えていきたいです。 物流につきましてヤマト便に確認しましたが、東北6県は近くの営業所引き渡しになります。それ以外の県は指定宅まで配達しているとのことです。 緊急物資が優先なので、発着は1週間から10日ぐらいかかるとのことです。 ただ代金引換ができないとのことでした。 これもガソリン不足が問題になってますので、回復は時間の問題かと思います。 それではまたまた。
2009.09.30 Wednesday
皆さんこんにちは。
平泉町は最近寒くなってきています。 これから紅葉が進んできれいになってくると思います。 先週は盛岡に行って展示会を見てきました。 岩手県立美術館では京都 細見美術館の美術コレクション<琳派 若冲と雅の世界展>を見てきました。美術の教科書で見たことがあるコレクションが見れてとても良かったです。岩手県立美術館ではここ最近良い展示会がかなり続いていて毎回見に行っています。 岩手県立美術館<琳派 若冲と雅の世界展> ![]() 今回の琳派・若冲の世界はなんといっても、木々の配置や見せ方・余白の感じ、繊細な表現などが、本当に日本の美術の原点のような展示会ですごく勉強になりました。やはり日本の色彩の豊かさは世界一すばらしいと思います。また若冲の繊細な鶏の絵は見とれてしまいました。背景に描かれている雪山の感じもまたいいんですよ。 見てきた熱が冷めないうちに、帰ってから溜ゆいに描いてみました。 ピンクと白のマーブル塗りの背景に杜若を配置。このピンク&白の感じは今後もお椀や銘々皿にも使ってみようかと考えています。 どうでしょうか?? ![]() こちらは溜色にゆりの花を描いてみました。色うるしはしっかりと色彩を出すのにけっこう苦労します。溜ゆいはワンポイント図柄があるものが人気ですぐに売れてしまいます。 ![]() お客様より以前作っていたブルーの溜ゆいが欲しいということで、何個か色違いで製作してみました。 ![]() それから、盛岡では八幡平市安比漆工技術研究センターの研修生OBの皆さん26名の作品が南昌壮に展示されていたので行ってみました。様々な技術を駆使した作品が並んでいて見ごたえがありました。このような展示会が岩手県でできるのは、「漆の国いわて」としてとても魅力的なことだと思いました。 盛岡南昌壮正面玄関。 ![]() 10月10日からは平泉町で岩手うるし文化展があります。 岩手県で芸術や文化にどんどん力を入れてもらえると観光的に魅力になり、独自の文化・表現がうまれていいなぁと思います。 だから今後も岩手県立美術館には一流の方の作品を見れる機会をつくってもらえるとありがたいなぁと思います。 芸術の秋を皆さんも楽しんでください。 それではまたまた。
2009.09.19 Saturday
皆さんこんにちは。
商工会女性部全国大会で岩手にお越しになった皆様お疲れ様でした。 本当に北海道から沖縄まで、全国から多くの奥様会員の皆様がいて、 お話をするとパワフルで圧倒されました。(特に九州地域の方々はスゴイ) 平泉町に寄った方々はきれいに掃除がされていて、気持ちがよかったよ、なんて声をかけていただいて、なにげないことですがうれしくなりました。 また、秀衡塗ブースでお買い上げいただいた皆様ありがとうございました。 さて今日はいよいよ10月10日から平泉町で開催される <いわてうるし文化展>の宣伝をしたいと思います。 岩手うるし文化展ポスター ![]() この企画は岩手県南振興局が主催で、岩手県漆器協同組合・盛岡・奥州市の南部鉄器組合・岩谷堂箪笥組合の共催で開催されます。私は2年前から企画メンバーとして10回以上会議をしたと思います。 少ない予算の中で、どういう内容でやったらいいか、いわてのうるし文化をより理解してもらうためにはどうしたらよいのか、またお客さんにその場で販売できる形はないのかなど、各組合と行政側との折り合うところを見つけながら無事開催できることになりました。 メインとなるのは、日本でほぼ唯一のうるし掻きの産地で、国産といえば浄法寺うるしと呼ばれるくらい有名な岩手の漆の説明と、平泉中尊寺金色堂に使われている数々の漆の技法の詳しいパネルや金色堂修復時の映像、秀衡塗・浄法寺塗の古代椀の展示、そのほか製作実演などもあります。 岩手のうるし文化を岩手県内の方々から全国の皆さんに理解していただき、今後も岩手県でうるし文化が後世に伝えていけるようにしていきたいと思いますので、10/10〜10/18日に平泉町にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 ![]() 岩手うるし文化展 入場無料 開催場所 平泉町 平泉文化遺産センター 開催日程 10月10日〜10月18日まで オープニングセレモニー 10月10日 9:00 達谷窟毘沙門神楽 100名様 うるしストラッププレゼント 10月11日 平泉町商工会青年部による餅つき振る舞い 土・日・祝日は秀衡塗・浄法寺塗・南部鉄器の販売もいたしますので、全国の皆様この機会にぜひお越しくださいませ。 また期間中平泉町へ観光が決まっている皆さんは、本物の中尊寺金色堂を見る前に、平泉文化遺産センターによって、岩手のうるしの情報を持って観光されるとよろしいかと思います。 それではまたまた。
2009.09.15 Tuesday
皆さんこんにちは。
肌寒い日が続いております。 イチロー9年連続200安打おめでとうございます!! 小さいことの積み重ねが、やがて大きなことにたどり着くという考え方が勉強になります。 どうしてもいきなりの大きな成功を見てしまいがちなので。 さて岩手県ではあさって、9/17日に盛岡で商工会女性部の全国大会が開催されます。 総勢2500人もの方々が全国からこられます。 次の日18日は平泉町に200名以上の方々が観光にこられるようで、今日は平泉町内各店舗にのぼり立てをしてきました。また前の日から来る団体や岩手県を観光しながら帰っていく団体さんなどもいるようですので、平泉町にぜひお寄りください。 翁知屋はこんな感じです。 ![]() 平泉町内は世界遺産を目指す町として、なるべく派手なのぼり、かんばん等を出さないようにしています。今回のはピンクだったので色々とご意見がありましたが、何とか飾ることができました。あまり数は多くないですが、この程度が現状で限界の範囲なのでご理解お願いします。(本当はおもてなしなので、毎回各行事やりたいこともありますが、かといって平泉町内がのぼりだらけになるのも、品がないので今回ぐらいがいい範囲かと) 私は17日に岩手県民会館の会場内で、秀衡塗を販売していますので、岩手に来たお土産にぜひお立ち寄りください。 全国からお越しの商工会女性会員の皆さんぜひ平泉町へお越しください!! そしてよろしければ各商店でお買い物ください。 よろしくお願いします。 それでは事故のないようにお気をつけてお越しください。 お待ちしています。
2008.12.12 Friday
皆さんこんにちは。
連日不況のニュースばかりで暗くなってしまいます。 目先の対策も必要ですが、もっと明るい未来を描けるようなビジョンの ある政策にも期待したいものです。 明るい話題になるかわかりませんが、今日は岩手県内で最近掲載された記事の紹介をしたいと思います。 まずは全国商工会事業の開発商品であります、「JODO JAPAN」の商品 の記事。 一つは鳴子こけしとコラボした『玉小箱』という商品。 こちらはアクセサリー等を入れる小物入れで、主に外国人の観光客 のお土産として開発・提案しています。 もう一つは『溜ゆい』という商品。こちらは主に30〜40代の女性 が、着物やドレスアップした時にワンポイントのおしゃれとして髪に 付けていただけるように開発・提案しています。 『玉小箱』と『溜ゆい』。12月6日、岩手日日掲載。 ![]() 次は<モダンクラフト流>の北上カクテルパーティーでの展示記事。 <モダンクラフト流>は、2009年1月23日〜25日に東京六本木ミットタウンにて行われる、『和 NEXT〜新しい伝統工芸展』に出品いたします。 二年がかりで地道にグループのコンセプトから市場サーチ・商品開発 を、一からみんなで創り込んできましたので、ぜひ見に来てください。 北上カクテルパーティーでのモダンクラフト流の様子。 12月8日、岩手日報掲載。 ![]() 同じカクテルパーティーで、12月9日、岩手日日掲載。 ![]() 最後は岩手県51万世帯に配られている、『岩手グラフ』という冊子の 11月号での掲載記事。「農家の嫁の事件簿」でおなじみの人気ブロガー AKIさんのイラストでの記事。 岩手グラフ11月号裏表紙。 ![]() めまぐるしく取材対応しておりました。 商品もぞくぞく製作しております。不況なんかどっかに吹っ飛ばす勢いで おもいっきり漆を楽しみます!!! それでは、またまた。
2008.11.17 Monday
皆さんこんにちは。15日は、高校時代の友達の結婚パーティーに行きまして、12年ぶりに多くの同級生と話をしました。
その中の一人で、及川拓郎君という友人は、映画・テレビ・舞台・脚本・演出などの仕事をしているといっていました。19日からは渋谷シアターグリーンというところで、バンカラという舞台の脚本・演出を担当するそうです。今は「スクラップ・ティーチャー」などの脚本も書いているそうです。 久しぶりに会って話をして、すごくいい刺激をもらいました。 私も今よりももっと成長できるように、創作に励んでいきたいと思います。 さて題名にありましたとおり、岩手県北上市ホテルシティープラザ にて開催されます、カクテル・パーティー<日本バーテンダー協会北上支部主催>に、モダンクラフト<流>の出展が決まりました。12月7日です。 メンバー結成後、初めての展示会です!! 急なわがままを受け入れていただいた、バーテンダー協会北上支部さんに 感謝、感謝です。 このカクテル・パーティーは毎年開催しているようで、10人以上のバーテンダーが、それぞれのお店の常連さんや、県内の一般のお客さん等をおよそ500人ぐらい集めて開催するようです。会費は前売り5000円(当日6000円)で18時〜受け付けです。 今回出品予定の商品です。 まずは漆器のグラス類 ![]() 鉄器の灰皿・小皿類 ![]() 鉄器のアイスペール・ミキシンググラス・岩谷堂の彫金技術を使ったストレナー。 ![]() 岩谷堂箪笥の技術を使った銭箱・鉄器&漆器のコイントレー・漆で蒔絵をした万年筆と栃の木に牛革を漆で貼ったサイントレー類 ![]() 世界・日本・岩手初のお披露目ですので、どんな反応があるか楽しみですが、県内でお披露目できることがうれしく思います。やっぱり岩手の伝統工芸について地元の人に知ってもらわないと。 それから、まだ確定ではないですが、1月23日〜25日まで伝統工芸協会主催の東京六本木のミットタウンで開催される展示会にも出展を申し込んでおります。 確定しましたら詳細を報告しますので、ブログをご覧になっている都内の皆さんよろしくお願いします。 最後に<漆の豆知識>コーナーです。 先週のカメラマンたかはしさんのアドバイスをもとに、一般消費者が漆のことをを少しでもわかってもらえるように、できるだけ毎回書きたいと思います。職人との距離が少しでも縮まるといいなぁ〜。 今回のテーマ<漆が乾く>です。 まず漆は水分を必要として乾きます。正確には固まるという感じです。 漆を塗る前にガラス盤などに少したらして、どのくらいの湿度・温度・ 時間で乾くか見ておきます。漆によっては一生乾かない漆もあります。 発色良くしたいときには、塗った面を下にして、遅く乾くようにします。しかし、遅く乾かすということはホコリなどが付きやすい原因になります。 また逆に早く乾くと塗料が縮んで乾いたり、色が出ないで暗〜く乾いたりします。この微妙な調整が難しいんですよ!!ただ塗ってから6ヶ月ぐらいすると最初暗かった色も明るくなってきます。 それから梅雨は湿気が多いので早く乾いてしまいます。 逆に冬時期は乾燥しているので遅く乾きます。同じ漆でも梅雨時期に10時間ぐらいで乾いたものが、冬時期は2日たっても乾かないなんてこともあります。だから塗る前には必ずガラス盤で乾き具合を見るのです。 漆の乾き時間の調整は簡単で、早ければおそい漆を混ぜ、遅ければその逆です。もしくは冬時期であれば濡らした布をおいて湿気を与えることです。 でもこれに塗った面の艶・漆のかたさ・流れ具合・発色いろんな要素を考慮して漆をブレンドすることがメチャクチャ難しいんですよ!! どうでしたか??第一回目はこの辺で終了です。 先ほど納品した蒔絵つきの万年筆。最近は空気が乾燥していて乾きにくかったので、ほどほど乾いてきたら、お風呂の中で乾かしました。さすがにお風呂は湿気だらけですもんね。 いい湯だな〜なんておもっているのかなぁ〜。 ![]() それではまたまた。
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